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天心 圧倒KO新王者!11戦全勝キープ「ホッとした」

[ 2019年6月3日 05:30 ]

RIZIN.16 ( 2019年6月2日    神戸ワールド記念ホール )

<ISKA世界フェザー級タイトルマッチ>2R、マーティン・ブランコにKO勝ちし歓喜する那須川天心(撮影・成瀬 徹)
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 メインのISKA世界フェザー級王座決定戦は那須川天心(20)がマーティン・ブランコ(30)を2R2分19秒、KOで破り、新王者となった。RIZINでは16年12月の初参戦からエキシビションを除いて11戦全勝。関西初上陸のイベントをきっちり締めた。RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチは浜崎朱加(37)が判定勝ちで初防衛に成功した。

 神童はギアを上げた2Rで一気に勝負を決めた。「誰でも倒れる」という感触の左ミドルキックで最初のダウンを奪い、続いて左膝で倒した。パンチ連打から3度目のダウンを奪ってKO勝ち。「とりあえず勝ててホッとした」と振り返った。

 今年から肉体改造に取り組み、今回は1カ月ぐらいかけて脂肪を約3キロ削る減量で臨んだ。「いつもより切れが出た」と手応えを感じている。1Rは相手の大振りのパンチを見て組み立てをイメージするなど、格闘家としての進化はとどまるところを知らない。

 7月にはキックボクシングのRISEのトーナメントを控えている。その先には世界進出も見据える。「日本で世界一と言っても説得力がない」。ボクシングの元世界5階級制覇王者メイウェザーとも拳を交えた男は、高い志を持ち続けて闘っていく。

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2019年6月3日のニュース