計量はともに一発でクリア 王者・源大輝、すき焼きパワーで大一番へ 阿部麗也「オレの時代が来る」
ボクシングの日本フェザー級タイトルマッチ10回戦(1日、後楽園ホール)の前日計量が30日、東京・文京区の日本牧師寝具コミッション(JBC)事務局で行われ、王者・源大輝(28=ワタナベ)はリミットの57.1キロ、指名挑戦者で同級1位の阿部麗也(26=KG大和)は100グラム軽い57.0キロで、ともに一発でクリアした。
本来は1月に予定されていたが、源の負傷で延期され、新元号「令和」で最初のタイトルマッチに。源は「モチベーションはすごく高い。前評判は阿部君の方が高いみたいだけど、そこをひっくり返すのがボクサー。オレはマイナスの方が燃える」と意気込んだ。
夕食には、すき焼きを予定。挑戦者だった昨年4月のタイトル戦の際に予約した店が偶然にも元WBCバンタム級王者・山中慎介さんも通う店で、それから試合前日は、その店での「すき焼き」が恒例になった。減量は「久しぶりでキツかった」と言うが、“チャンピオンすき焼き”でパワーを回復させ、大一番に臨む。
一方、指名挑戦者の阿部にとっては念願の初タイトル戦だが、「そこが最終目標ではないので、普通にやって普通に勝ちます」と豪語。勝てば令和初の新日本王者になることについては「オレの時代が来る。むしろ、オレに時代がついてきたという感じかも」とビッグマウスぶりを発揮していた。
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