世界初挑戦の船井　打倒“パッキャオ2世”へ打ち合い作戦

公開練習でシャドーボクシングをする船井龍一
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　プロ15年目で世界初挑戦の船井が都内のジムで公開練習を行い「恐れないこと」をアンカハス戦のポイントに挙げた。“パッキャオ2世”と呼ばれる王者を「センスがあり、何でもできる」と警戒しつつ、被弾覚悟で打ち合いに持ち込み、自身のパンチ力を生かすプラン。33歳は「この一戦に全てを懸ける。絶対に獲るつもりで戦う」と意気込んだ。

　12年9月、16年4月と2度のタイトル挑戦に失敗も、17年3月に高校時代の同級生、中川健太を下して日本王者になると急成長。昨年6月にはWBOアジアパシフィック王座も獲得し、あと一歩で夢に手が届く。「（5月4日は）人生で一番大事な日。絶対にチャンピオンになる」。強い決意を胸に船井は28日に渡米する。