八重樫“世界前哨戦”で2回TKO勝ち 4階級制覇「必ずやりたいと思う」

[ 2019年4月8日 21:28 ]

ブンオップ(右)にTKO勝ちの八重樫(撮影・島崎忠彦)
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 プロボクシングの第67回フェニックスバトルは8日、東京・後楽園ホールで行われ、八重樫東(36=大橋)は“世界前哨戦”と位置付けたスーパーフライ級ノンタイトル10回戦でサハパープ・ブンオップ(23=タイ)に2回TKO勝ちした。

 昨年8月以来8カ月ぶりのリング。「勝たなきゃいけない試合で、しっかり内容も求められる。チャレンジする試合よりも恐怖心は大きかった」と振り返った八重樫は初回こそ慎重に様子を見たが、2回に入る鋭い踏み込みからの連打で3度のダウンを奪い完勝。八重樫は「もうちょっとやりたいことがあったけど、また、ボクシング人生を続けられるんで、うれしいです」と喜び、会場を埋めたファンに感謝した。

 36歳。ボクサーとして残された時間は決して長くはなく、「常に危機感は持っている」という。また、4階級目となるスーパーフライ級に関して「骨格的にアジャストしていない。無理はある」とも認めている。だからこそジムワークはもちろん、ジム外でも複数のフィジカルトレーニングを掛け持ちするなどストイックに肉体を鍛え続けてきた。

 4階級制覇については「目標として掲げている以上、必ずやりたいと思う」と宣言。井岡一翔(30=Reason大貴)が6月にWBO世界スーパーフライ級王座決定戦を行うことが濃厚で、先に4階級制覇を実現される可能性もあるが、「僕は記録の人間ではない。良く言えば記憶の人間。一番最初より、誰とやるか。そういう相手なら自分自身も燃える気持ちになれると思う」と話した。

 今回はなかなか試合が決まらず、今後のマッチメークも簡単ではないが、「大橋会長が最後の花道を盛大に用意してくれると思う。僕はそれを信じて一日一日をしっかり過ごすだけ。今を生きたいと思います」と締めくくった。

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