狙うは「令和」新王者1号＆2号！黒田雅之、小西伶弥とのスパーで「いい刺激」

小西伶弥（右）と公開スパーリングを行った黒田雅之
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　来月13日に東京・後楽園ホールでIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ（36＝南アフリカ）に挑戦する同級4位の黒田雅之（32＝川崎新田）が6日、川崎市のジムでIBF世界ライトフライ級3位の小西伶弥（25＝真正）と公開スパーリングを行った。

　黒田の6日後に世界戦を控える小西とのスパー。「なるべく“遊び”を持ってガチガチにならず、行く時は行く」をテーマに臨んだ黒田だったが、「そのあたりのバランスが良くなかった。出来は30～40点ぐらいかな」と辛めの自己採点。ただ、「目指すところが一緒の選手とスパーをやれるのはありがたい。いい刺激になりました」と感謝した。

　キャリアを重ね、スパーリングのラウンド数は減少。6年前の世界挑戦の時に比べると、「半分ぐらい」という。ただ、「1ラウンド、1ラウンド考えながらやっている」と中身の濃さを強調した。

　新元号「令和」になって国内で世界戦を行うのは黒田が最初で、次が小西。黒田は「（新王者）1号、2号になれたらいいですね」と笑った。