史上初だ!元世界王者が大学監督に就任 近大・名城氏、新体制下で“復権”

[ 2019年4月2日 14:25 ]

現役時代の名城信男氏
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 日本アマチュアボクシング史上初の元世界王者の大学ボクシング部監督が誕生した。元WBA世界スーパーフライ級王者の名城信男氏(37)が母校の近大ボクシング部の監督に1日付で就任した。前監督の国重憲司氏はコーチとなる。関係者によると、プロの元世界王者が大学監督になるのは国内初。

 名城氏は14年に現役を引退後、近大の赤井秀和総監督の要請でヘッドコーチに就任も、当時は元プロがアマの指導者として活動することは非常に難しかった。そのため名城氏はアマ資格取得を目指していたが、16年岩手国体で、選手の練習相手をしたとしたことが「規定違反」とされ、当時の日本連盟会長だった山根明氏から試合会場への出入り禁止処分受けた。

 関係者によると、連盟側の急な指示で試合直前になって指導者が現場を離れることになり、やむなく名城氏が選手のミット打ちの相手をしたという。

 しかし、絶対的な権力を持っていた山根元会長が昨年、助成金の流用疑惑などで失脚。今年2月には同連盟を除名され、アマボクシング界から事実上の永久追放となった。新体制ではこれまでに「不適切なものがあった」として、山根体制下での処分見直しが進められていた。

 名城氏も昨年、新体制下で処分が撤回され、アマ登録が認められていた。

 名城氏は06年7月にプロ8戦目でWBA王座を奪取。08年に同王座に返り咲いて2度防衛した。

 2月には大阪市内で行われた近大ボクシング部激励会にも顔を見せ、本格的な指導者復帰へ意気込んでいた。
 

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