田口良一 再起戦飾れず「やっぱ田中君は強かったです」今後の去就は語らず

[ 2019年3月16日 18:29 ]

<WBO世界フライ級タイトルマッチ>8R、挑戦者・田口(左)の顔面に右フックを決める王者・田中(撮影・成瀬 徹)     
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 ボクシングのWBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦は16日、岐阜市の岐阜メモリアルセンターで愛ドームで行われ、元WBA&IBF世界ライトフライ級統一王者・田口良一(32=ワタナベ)は王者・田中恒成(23=畑中)に0―3の判定で敗れ、再起戦を飾ることはできなかった。

 世界最速タイのプロ12戦目で3階級制覇を達成した田中を相手に序盤は互角以上の戦いを演じ、3回には右フックで田中をぐらつかせる場面もあった。だが、4回以降は失速。持ち味の終盤の強さを発揮できず、採点は111―117が2人、109―119が1人と大差。田口は「もっと、いろいろ技術を出せれば良かったんですけど…実力が不足していました。体力的には大丈夫だったけど、4回から向こうが出てきて、ちょっと飲まれてしまった」と唇をかんだ。

 昨年5月、ブドラーに敗れて王座陥落。「前回よりは力は出せたと思う」と振り返りつつ、「もっと自分のボクシングがしたかった」と反省。「気持ちでは負けていなかったと思うけど、やっぱ田中君は強かったです」と完敗を認めた。

 ブドラー戦直後に1度は引退を決意したが、不完全燃焼の思いがあり再起を決めた。今後の去就について「今は“どうしよう”という気持ち。少しは成長も見えたので、このままじゃ、もったいないという思いもある。まだ分からないです」と含みをもたせた。

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