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フアレスは身長サバ読みだった…拳四朗「そこまで小さいとは思っていなかった」

[ 2018年12月27日 15:25 ]

予備検診を終えた拳四朗(左)とフアレス(撮影・島崎忠彦)
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 ボクシングのトリプル世界戦(30日、大田区総合体育館)の予備検診が27日、都内ホテルで行われ、6選手全員が異常なしと診断された。5度目の防衛を狙うWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(26=BMB)は初対面した挑戦者サウル・フアレス(28=メキシコ)の印象を問われ「思っていたより小さい。でもポスターより若々しくて、いかついイメージじゃなかったので良かったです」と笑った。

 来日時のフアレスは身長1メートル53と申告したが、この日の計測では1メートル51.5とさらに低く、1メートル64の拳四朗とは実に12.5センチ差。拳四朗は「そこまで小さいとは思っていなかった」と言いながら「試合に支障はない。頭を低く来ると思うので上ばかりではなく、下にも打ち分けたい」と戦術を明かし、「体調もよく、体重もあとちょっと落とすだけ。絶対にKOで勝つ」と誓った。

 一方、フアレスは過去に23センチ大きい選手とも戦った経験があるといい、「身長差は、さほど大きなことではない。自分は動き回るので彼にとっては難しい試合になるかもしれない」と自信のぞかせていた。

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