拳四朗は「普通のボクサーの進化形」 挑戦者・フアレスが警戒
ボクシングのWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ(30日、大田区総合体育館)で王者・拳四朗(26=BMB)に挑戦する同級7位サウル・フアレス(28=メキシコ)が24日に来日し、都内のホテルで取材に応じた。
身長1メートル53センチと小柄な挑戦者は愛称の「BABY」の文字が入った黒のキャップ姿。メキシコシティーから成田空港まで約14時間半の長旅だったが、「コンディションはいい。時差ボケも感じていない」と好調をアピール。減量も「残り1キロで出発したので問題ない」と順調だ。
父のロペス氏も元プロボクサーで、拳四朗とは“親子鷹対決”となる。王者について「すこし変わったボクシングをする。普通のボクサーの進化形」と警戒しつつ、「世界タイトルを獲るためにテクニカルな部分を磨いてきた。動いて、かき回すような展開になれば」と自信を口にした。
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