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京口、マカオ出発も痛恨ミス 「マイ体重計」を入れ忘れ…

[ 2018年12月24日 08:32 ]

成田空港のクリスマスツリー前で気合を入れる京口紘人(撮影・中出 健太郎)
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 ボクシングのWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ(31日、マカオ・ウィンパレス)で2階級制覇に挑む同級1位・京口紘人(25=ワタナベ)が24日、マカオへ出発する前の成田空港で取材に応じた。食事後は必ず体重をチェックするなど一日に何度も体重計に乗る京口だが、プロ入りから2年8カ月愛用している「マイ体重計」を荷物に入れ忘れる痛恨のミス。同日にマカオ入りするテレビスタッフに電子体重計を持ってきてもらうことになった。

 もっとも、この日朝で体重はリミットの48・9キロまであと2・3キロ。前日23日でスパーリングも打ち上げ、「今までやってきた調整の中でも一番いい。トレーナーにも言われたし、自分も良かったと思えた。あとは当日のコンディションさえ整えば。試合が決まった時より自信が高まっている。楽しみ」と話した。

 マカオでは5月にジムの先輩・田口良一から王座を奪った王者ヘッキー・ブドラー(30=南アフリカ)に挑戦する。現地にはマカオへの旅行経験があるという両親ら8人が駆けつける予定で、「日本から応援に来てくれるのはうれしい」と感謝した。プロ入り後は毎年、年末に試合を行っているためクリスマスのパーティーやデートなどとは縁遠くなったが、「世界のベルトをプレゼントしたい。サンタさんに頼むのではなく自分の力で獲って、応援してくれる人たちに恩返ししたい」と決意表明した。

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2018年12月24日のニュース