全日本新人王決勝戦フェザー級で峯田VS竹本の東西MVP対決が実現
ボクシングの全日本新人王決勝戦(23日、後楽園ホール)の前日計量が22日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、12階級の全出場選手がパスした。
フェザー級では東西MVP対決が実現。東軍の峯田光(22=帝拳)は計量をリミットの57.1キロで一発クリア。「MVP対決はあまり気にならない。両方(東日本と全日本のMVP)獲って本物。ここで負けているようでは話にならない。勝つべくして勝たないと意味がない。何回やってもアイツが勝つだろうと思われるような試合がしたい」と意気込んだ。
一方、西軍の竹本雄利(22=クラトキ)はパンツを脱いでギリギリで計量をパス。「盛り上がるのでいいと思う」とMVP対決を歓迎し、「KO決着を」と意気込んだ。ジム開設から50年以上、2代目の原田哲也会長が引き継いで33年目で初の全日本新人王を目指す。
ウエルター級には最年長35歳の松井敦史(薬師寺)が出場。辻本純平(24=帝拳)と対戦する。26歳でボクシングを始め、アマチュアで活動してきたが、「年齢的に後がない」とプロ転向を決意。今年4月のデビュー後4戦4勝4KOのパーフェクトレコードを継続中だ。23日の大一番に向け「ボクシング人生を左右する大きな試合。ここまで来たらKO勝ちで終わりたい」と燃えていた。
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