兄・尚弥に続け!拓真 30日世界戦が全米生中継決定

[ 2018年12月22日 05:30 ]

WBC世界バンタム級暫定王座決定戦   同級2位タサーナ・サラパット≪12回戦≫同級5位・井上拓真 ( 2018年12月30日    大田区総合体育館 )

世界初挑戦へ準備OK!公開練習、ミット打ちに気合が入る井上拓真(撮影・島崎忠彦)
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 プロ13戦目で世界初挑戦するWBC世界バンタム級5位・井上拓真(22)が21日、横浜市内で練習を公開した。暫定王座決定戦ながら、興行メインのWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチとともに米スポーツ動画配信サービス「ESPN+」で全米生中継されることが決定。WBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25=大橋)と兄弟世界王者を成し遂げ、兄に続いて世界に衝撃を与える。

 拓真は公開練習で、兄・尚弥、父・真吾トレーナーとおそろいの緑のTシャツを身にまとい、一体感を強調した。胸には「FIRST IMPACT」の文字。トランクスやガウンも緑で統一した拓真は「WBC(のベルトの色)にちなんで」と話し、井上尚弥・拓真後援会の工藤会長は「初陣で世界に衝撃を与えてくれれば」と文字の意味を説明した。

 衝撃を与える舞台も整った。米スポーツ専門局ESPNのストリーミング配信サービス部門「ESPN+」が、7月に米国で王座を獲得したWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪の初防衛戦とともに拓真戦を放送すると発表。ESPNによる日本国内の世界戦の生中継は村田諒太と尚弥に続くもので、「ナオヤ・イノウエの弟」がKOでベルト奪取となればインパクトは強い。拓真も「海外の人たちにも注目されるような試合をやっていきたい。うれしいし、モチベーションになる」と意気込んだ。

 長身サウスポーのサラパット対策として、元IBF世界スーパーバンタム級王者・岩佐亮佑(セレス)らと約110ラウンドのスパーリングを消化。すっぽんスープをベースにニンニク、10種類以上の野菜、鶏もも肉などが入った父特製の「真吾スペシャル雑炊」も20日から食べ始め、減量と栄養補給もバッチリだ。練習後でリミットまで約2キロと明かした拓真は「過去イチで調子がいい」と手応え十分の表情。尚弥との兄弟世界王者へ「一発で(ベルトを)獲りたい」と決意表明した。

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