サウル・アルバレス フィールディング戦で3階級制覇に挑戦「歴史を作る」
プロボクシングのWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチは13日、王者のロッキー・フィールディング(31=英国)と挑戦者でミドル級王者のサウル・アルバレス(28=メキシコ)が試合前最後の記者会見に臨んだ。
試合は15日(日本時間16日)に米国のニューヨーク州で行われ、会場はボクシングの殿堂と呼ばれるマディソン・スクエア・ガーデン。7月に同王座を獲得したフィールディングは初防衛戦。アルバレスはスーパーウエルター級、ミドル級に続いて3階級制覇を狙う。
アルバレスは9月にゲンナジー・ゴロフキンからミドル級王座を奪取。そのミドル級王座を保持したままフィールディングに挑戦する。ゴロフキンとの再戦を制したミドル級王者は気合十分。「自分のキャリアの中で新しい章といえる一戦。試合では歴史を作る」と3階級制覇に自信を見せた。
アルバレスに続いて壇上に上がったフィールディングは終始柔らかい表情。口調も同様に柔らかく、「試合が楽しみ。自分を信じている」と話し、「王者として勝利し、ベルトを守る機会が与えられてうれしく思う」と続けた。
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