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多田悦子、左足負傷も3本目のベルト獲得 目指すは主要4団体制覇「スーパーな王者に」

[ 2018年12月1日 18:39 ]

女子プロボクシング ( 2018年12月1日    大阪・エディオンアリーナ大阪第2 )

世界王者に返り咲いた多田悦子
Photo By スポニチ

 WBO世界女子ミニマム級タイトルマッチ10回戦があり、挑戦者の多田悦子(37=真正)が、王者の江畑佳代子(42=ワタナベ)を3―0の判定で破り、タイトルを奪取した。江畑は2度目の防衛に失敗した。多田は世界主要4団体のうち、WBA、IBFに続き3団体目の王座獲得となった。

 多田は試合後、3週間前に左足首が炎症を起こし、「まったく走れなかった」と告白。「左足にありがとう」と胸をなでおろしていた。

 左足首負傷の影響で「アグレッシブにいききれなかった」と反省も、踏み込んでくる江畑にタイして、中盤以降は左のカウンターが冴えてポイントを積み重ねた。

 今後は「3つ目のベルトが取れたので、4つ目も取りたい。スーパーな王者になる」と主要4団体制覇を狙うことを宣言した。

 一方、敗れた江畑は「(相手の)左ストレートに集中しすぎて、ちょっと後手に回りすぎてしまった」と悔やんだ。

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2018年12月1日のニュース