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王者・細川&挑戦者・稲垣ともに一発パス 日本スーパーライト級タイトルマッチ

[ 2018年11月30日 15:09 ]

<日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦>前日計量をパスした王者・細川バレンタイン(左)と挑戦者の稲垣孝
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 ボクシングの日本スーパーライト級タイトルマッチ110回戦の前日計量が30日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、王者・細川バレンタイン(37=角海老宝石)は300グラムアンダーの63.1キロ、挑戦者で同級10位の稲垣孝(33=フラッシュ赤羽)はリミットの63.4で一発パスした。

 ともに30戦以上のキャリアを持つベテラン同士の激突。これまでスパーリングで何度も拳を交え、プライベートでも交流のある仲だが、公式戦のリングで戦うのは初めて。細川は「タフなインファイターという印象。僕も殴ることしかできないので、近距離での乱打戦になる。お互い小細工は通用しない。気持ちのぶつかり合いになる」と予想。「ガッキー(稲垣)は引退覚悟で来ると思うけど、正面切って受けてやる」と言い放った。

 対する稲垣は「子供が生まれて初めての試合。勝ってベルトを巻いた父親の姿を見せてあげたい」意気込む。細川については「ボクサーとして尊敬するし、友人としても面白い」と敬意を表しつつ「気持ちでは絶対に負けない。体の大きさを生かしてプレッシャーをかけていきたい。正面から受ける?望むところです」と一歩も引かない構えだった。

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2018年11月30日のニュース