尚弥 ボクシング界“聖書”表紙に!日本人初の単独で登場

[ 2018年11月28日 05:30 ]

リングマガジン最新号で表紙を飾ることを発表した井上尚(撮影・会津 智海)
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 WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が米ボクシング誌「リングマガジン」の表紙を飾ることが27日、発表された。日本人ボクサーが単独で歴史と権威のある同誌の表紙に登場するのは初めて。横浜市の大橋ジムで会見した井上は、ボクシングの本場米国で認められたことを喜んだ。

 井上がまた一つ歴史に名前を刻んだ。ボクシング界で最も歴史と権威のあるリングマガジンの表紙に日本人として初の単独起用。数々の記録を打ち立ててきた“怪物”は「自分のボクシングのスタイル、ボクシングでの結果が認められたんだと思う。日本人王者で一つ抜けたステージに行きたいと思っていたので、うれしいですね」と素直に喜びを表現した。

 井上が表紙に登場するのは来月中旬発売の2019年2月号。カメラマンの福田直樹氏が1年半前に撮影した未公開の写真のバックに日の丸、右側に片仮名で「モンスター」、左側には漢字で「井上尚弥」の文字を配置した和テイストのデザイン。井上は「日の丸が世界に出て行く感じがいい」と気に入った様子。電話取材で父との関係性などを質問されたそうで、表紙だけでなく、インタビュー記事にも数ページが割かれているという。

 表紙起用の一番の理由は、世界に衝撃を与えたワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント1回戦での70秒KO勝利。同誌のダグ・フィッシャー編集長は井上について「世界中に認知されるべき偉大な王者。日本人最高の選手として名を刻んでいくことを期待しています」とコメントを寄せた。同編集長によると、同じ号にボクシング殿堂入りしているファイティング原田氏の特集記事も掲載される。

 井上の次戦は来年3月が有力で「アメリカでやると思うので、そこで感じるものは多いと思います」と思いをはせていた。

 ▽リングマガジン 米国で1922年創刊の月刊ボクシング専門誌。ボクシング界では最も歴史と権威ある雑誌とされ、過去には統一ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)、元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)らが表紙を飾った。また、4団体を超越した各階級のランキング、階級を超越した最強ランキングのパウンド・フォー・パウンド(PFP)を独自の基準で選定している。

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