チャベス・ジュニア　過去にアルコールと薬物を乱用　インタビューで告白

フリオ・セサール・チャベス・ジュニア　（ＡＰ）
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　プロボクシングの元ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア（３２＝メキシコ）が、米国のスペイン語テレビ局「テレムンド」のインタビューでアルコールや薬物を乱用していた過去を明かした。

　チャベス・ジュニアの父親はスーパーフェザー級からスーパーライト級まで３階級を制覇したフリオ・セサール・チャベス。息子もボクサーの道を歩み、２０１１年にＷＢＣ世界ミドル級王座を獲得した。しかし、１２年にセルヒオ・マルティネスにプロ初黒星を喫して王座陥落。この敗戦後に悪癖が始まったそうで、「失望感に襲われ、アルコールや薬物に手を出すようになった。マリフアナを吸い、眠れないので睡眠薬も大量に服用した」と赤裸々に語った。

　チャベス・ジュニアは昨年５月に現ミドル級王者サウル・アルバレスとノンタイトル１２回戦を戦い判定負け。１２月１日（日本時間２日）には米国のカリフォルニア州で約１年７カ月ぶりのリング復帰が決まり、元ＷＢＯ世界スーパーウエルター級暫定王者アルフレド・アングロ（３６＝メキシコ）とのスーパーミドル級１０回戦を戦う。