メイウェザーVS天心、再度実現へ メイウェザーはルール主張

[ 2018年11月17日 05:30 ]

メイウェザーと那須川天心がポーズをとる
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 格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行実行委員長(54)は16日、自身のツイッターでボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー・Jr(41=米国)とキックボクサー那須川天心(20=TARGET/Cygames)が予定通り大みそかに対戦すると発表した。メイウェザー自身も米ニュースサイト「TMZ SPORTS」に「実現させる」と明言。中止という最悪の事態は免れそうだ。

 暗礁に乗り上げていたメイウェザーVS那須川の“平成最後の異種格闘技戦”が実現する見通しとなった。渡米中の榊原実行委員長が自身のツイッターにメイウェザーと一緒に写った写真を投稿し、「彼は12月31日にRIZIN.14のリングで那須川天心選手と対決します」と記した。メイウェザーも「TMZ SPORTS」の取材に「実現させる」と回答。中止騒動にひとまず終止符は打たれた。

 今月5日の発表会見にはメイウェザー本人が出席。「大みそかのRIZINという特別な場所で戦えることをうれしく思う」とあいさつし、記念撮影にも応じながら、わずか3日後にひょう変。インスタグラムに投稿した長文で「会見は全くの不意打ちだった」と主張。「公式戦の合意には至っていない」と認識の違いを強調し、キャンセルの意向を表明していた。

 RIZIN側は同委員長が緊急渡米して直接交渉。この日のツイートで「ミスアンダースタンディング(誤解)は解決しました」と報告した。ただ、会見時に「これから協議する」としていたルールについて、メイウェザーは「ボクシングのエキシビションでキックなし。那須川と9分間、動き回る」と、インスタグラムに投稿した時と同様に、3分3回のエキシビションを主張。ファンが望む真剣勝負にはならない可能性が高い。

 同委員長は「詳細は日本に戻った時に記者会見で話させていただきます」と、帰国後に経緯を説明する予定だが、実現までには、まだ紆余(うよ)曲折があるかもしれない。

 【メイウェザー過去の交渉トラブル】

 ☆パッキャオ戦 10年3月の対戦に合意していたが、09年12月に抜き打ち薬物検査を要求し、パッキャオが拒否して交渉は決裂。その後も収益配分などを巡ってゴネ続け、試合が実現したのは15年5月だった。

 ☆マクレガー戦 16年5月に英紙が契約間近と報道し、メイウェザーも認めたが、その後も興行の主導権を握る「Aサイド」やルールなどを巡ってSNSでの応酬が続いた。実現したのは17年8月。最終的にはボクシングルールで戦い、10回TKO勝ちした。

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