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拓真、初の世界戦に向け井上一族全面サポート 熱海で強化合宿

[ 2018年11月14日 05:30 ]

WBC世界バンタム級暫定王座決定戦   同級2位ペッチ・CPフレッシュマート《12回戦》同級4位・井上拓真 ( 2018年12月30日    東京・大田区総合体育館 )

合宿初日を終えた井上尚弥(左)と弟・拓真(中)といとこの浩樹(撮影・島崎忠彦)
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 3階級制覇王者が弟の全面サポートを約束した。年末に初の世界戦に臨む井上拓真が13日、兄の尚弥、いとこの浩樹とともに静岡県熱海市での強化合宿を開始した。約17キロの土のうを担いでの砂浜ダッシュなどハードなメニュー。3人は負けたら罰ゲームを科して競い合ったが、拓真は右ふくらはぎをつって終了。尚弥は練習メニューについて「ケツの筋肉がググッとくる。これが、あれ(70秒KO)につながる」と説明。「足をつっているようじゃあ、まだまだ」と弟の尻を叩いた。

 拓真の相手ペッチは尚弥がWBSS初戦で戦ったパヤノと同じ左構え。「サウスポーの戦い方はアドバイスできると思う。自分の試合まで期間があるのでサポートに回りたい」と明言。拓真は「左の使い方とかお手本になるところを吸収できれば」と歓迎した。合宿は16日に終了。その後は実戦練習で年末の大一番へ仕上げていく。

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