クルーザー級王者ウシク　４団体の王座防衛　元王者べリューを８回ＫＯ

クルーザー級の王座を防衛したオレクサンドル・ウシク　（ＡＰ）
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　プロボクシングの４団体統一（ＷＢＡスーパー、ＷＢＣ、ＩＢＦ、ＷＢＯ）クルーザー級タイトルマッチ１２回戦は１０日（日本時間１１日）、英国のマンチェスターで行われ、王者のオレクサンドル・ウシク（３１＝ウクライナ）が挑戦者で同級元王者のトニー・べリュー（３５＝英国）を８回ＫＯで下し、王座防衛に成功した。

　ウシクはＷＢＯは７度目、ＷＢＣは２度目、そしてＷＢＡスーパーとＩＢＦは初の防衛に成功。フィニッシュとなった８回は狙いすました左ストレートがべリューの顔面を捉え、１０カウントを聞かせた。戦績は１６戦全勝１２ＫＯ。

　一方、敗れたべリューは３４戦３０勝（２０ＫＯ）３敗１分。試合後には「全力で戦ったが、相手が上だった」と完敗を認め、「これで（自分のキャリアは）終わりだ」と現役引退を表明した。