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AKBカフェで働く異色ボクサー加藤、打倒・西田に闘志「どうにか崩したい」

[ 2018年11月6日 14:19 ]

<日本ミドル級指名挑戦者決定戦>前日計量を一発でパスした西田光(左)と加藤収二
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 プロボクシングの日本ミドル級指名挑戦者決定8回戦(7日、後楽園ホール)の前日計量が6日、東京・文京区の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、前王者で同級1位の西田光(31=川崎新田)がリミットの72.5キロ、同級2位の加藤収二(28=中野サイトウ)は200グラムアンダーの72.3キロで一発パスした。

 勝者はデビューから10戦10勝10KOのパーフェクトレコードを継続中の王者・竹迫司登(27=ワールドスポーツ)への挑戦権を得る。3月にその竹迫に敗れて王座から陥落した西田にとっては再戦してリベンジすることが最大のモチベーションだが、「加藤さんとの対戦が決まってからはそこに絞ってきた」と、この一戦に集中。過去に何度もスパーリングで拳を交えている相手との対戦に「強いのは知っている。向こうも好戦的なので、どっちが先に(気持ちが)折れるかという試合に出来れば」と抱負を語った。

 一方、昨年の全日本ミドル級新人王の加藤は、秋葉原のAKBカフェの調理スタッフとして働く異色のボクサー。「思ったより早くチャンスが来たけど、気持ちの準備は出来ていた。調整も順調」と好調をアピール。西田について「戦車のような、岩が向かってくるようなイメージがある」と印象を語り、「そこをどうにか崩したい」と静かに燃えていた。

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2018年11月6日のニュース