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ラヒモフ氏がAIBA会長就任 ボクシング五輪存続に黄信号

[ 2018年11月5日 05:30 ]

 国際ボクシング協会(AIBA)は3日、モスクワで開いた総会で、会長代行のガフール・ラヒモフ氏(67=ウズベキスタン)を新会長に選出した。会長選でラヒモフ氏は134票のうち86票を獲得し、元ソ連五輪代表のセリク・コナクバエフ副会長(59=カザフスタン)を破った。

 ラヒモフ氏は米財務省から「麻薬売買にかかわる犯罪者」と指摘される人物で、組織運営に懸念を示す国際オリンピック委員会(IOC)は20年東京五輪の実施競技から除外する可能性を警告していた。IOCは30日からの理事会(東京)で審議する方針だが、会長選後に「討議がどんな結果となっても、選手を守り、東京五輪でボクシングを実施するべく全力を尽くす」との声明を発表した。

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2018年11月5日のニュース