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KIDさんお別れの会 実父・郁榮氏が親族代表であいさつ 魔裟斗もお別れの言葉

[ 2018年11月4日 10:51 ]

山本“KID”徳郁さんお別れの会に飾られた祭壇(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 9月18日に胃がんのため亡くなった格闘家の山本“KID”徳郁さん(享年41)のお別れの会が4日、東京・青山葬儀所で執り行われる。

 式では、親族代表として山本さんの実父である山本郁榮氏(73)があいさつ。山本さんのライバルとして格闘技界で一時代を築いた魔裟斗(39)、山本さんの姉・美憂(44)の息子である総合格闘家の山本アーセン(22)、「KRAZY BEE」に所属する矢地祐介(28)、レスリング協会専務理事の高田裕司氏(74)らがお別れの言葉を述べる予定。

 遺影は3枚。2001年の修斗でのプロデビュー戦での写真、最後まで現役だったUFCの試合での写真、さらには「少し前にうちのジムで撮影したもの」だとし、発起人代表で所属事務所「KRAZY BEE」の代表代行で山本さんのマネジャーだった服部竜真氏と山本さんの家族で選んだものだという。

 祭壇のコンセプトは「エネルギー」「力強さ」「生命力」だとし、菊やカーネーション、トルコキキョウなど7000本以上の花が飾られた。山本さんのイメージカラーであるエネルギーを感じる“黄色”をベースに、事務所のロゴマークにも使用した「二頭鷹」を中心にデザイン。菊の力強いラインでパワーを表現。また、山本さんが生命力のある南国の花が好きということもあり、赤いグロリオサやモンステラの緑をふんだんに使用し、野性的な花やグリーンをポイントに入れた。

 格闘技の試合会場で集められた多くの寄せ書きとともに、アーティスト名・額少年としても活躍された山本さん作の絵画や、「K1premium2006Dynamite!!」「Hero’s2007」「K−1WorldMAX2004」のトロフィーなども置かれた。

 「試合観戦、応援にいくような服装で」と呼びかけて行われた今回の会は、関係者や親族もこの日のために作ったメモリアルTシャツを着て、式に臨んでおり、返礼品としてもTシャツが用意された。

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