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ゲーオ K―1王座奪回「できるだけ長くこのベルトを手元に」

[ 2018年11月4日 05:30 ]

K―1 WORLD GP 2018 JAPAN~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~ ( 2018年11月3日    さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ )

佐々木(右)に左ストレートを叩き込むゲーオ・ウィラサクレック(撮影・沢田 明徳)
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 スーパー・ライト級初代王者のゲーオ・ウィラサクレック(34=タイ)が優勝し、1年5カ月ぶりの王座奪回を果たした。決勝では佐々木大蔵(27=SAGAMI―ONO KREST)を3―0の判定で退け、かつてのムエタイのスーパースターがK―1の頂点に返り咲いた。

 強いゲーオが帰ってきた。ベテラン34歳には過酷な1日3試合のトーナメント戦。1回戦は左ハイキックが相手の顔面を捉え1RのKO勝ち、準決勝は延長を含め計4Rを3―0判定勝ち。決勝も佐々木に攻める隙を与えず貫禄の3―0判定勝ちで、1年5カ月ぶりの王座奪回だ。

 「勝ててよかった。もうすぐ35歳になるけど、まだまだ全力で戦っていける。できるだけ長くこのベルトを手元に置いていたい」と笑顔で振り返った。

 タイではムエタイのスーパースターとして名をはせた男がK―1に初参戦したのは、新生K―1の旗揚げ大会となったくしくも4年前のこの日。この階級の初代王者に輝いた。2度の防衛の後、昨年6月に陥落。今年3月のノンタイトル戦も敗れK―1では2連敗中だったが、記念すべき日に力強く復活した。

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