元ヘビー級王者クリチコ氏　現役復帰は？ある記録がモチベーションに

ウラジミール・クリチコ氏　（ＡＰ）
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　プロボクシングの元ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ氏（４２）がリング復帰の可能性について語った。

　クリチコ氏は昨年８月に現役引退を表明。２０１５年に王座を失い、昨年４月のアンソニー・ジョシュア戦で王座返り咲きを目指したが、ダウンの応酬の末に敗れた。ジョシュアとの再戦も期待されたが、結局、グローブを壁に吊るすことを決断。それでも、自身のツイッターでミット打ちの動画をアップするなど、現在も練習は継続しているようだ。

　２日に米国のＦＯＸスポーツ（電子版）はクリチコ氏のインタビュー動画を公開。「リングに復帰できれば、それは素晴らしいこと。でも、今後どれだけ長く体調を維持できるかは分からない」と前置きした上で、元王者は次のように話している。

　「４５歳か４６歳になって、まだ復帰したいという思いがあれば、史上最年長でのヘビー級王者について考えるだろうね。ジョージ・フォアマンの記録を更新。そのことが頭に浮かぶかもしれない」。

　フォアマンは１９９４年に４５歳でヘビー級王座を獲得。クリチコ氏にとって、この最年長記録がリング復帰のモチベーションになる可能性があるという。