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井岡 京口とW世界戦!大みそかマカオで日本人初の快挙へ挑む

[ 2018年11月3日 05:30 ]

WBOスーパーフライ級王座決定戦出場を指令された井岡一翔(中央)
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 ボクシングの元3階級制覇王者・井岡一翔(29=SANKYO)と元IBF世界ミニマム級王者・京口紘人(24=ワタナベ)が、12月31日にマカオでダブル世界戦に臨むことが2日、分かった。井岡はWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で、同じく元3階級制覇王者のドニー・ニエテス(36=フィリピン)と対戦。京口はWBA世界ライトフライ級スーパー王者ヘッキー・ブドラー(30=南アフリカ)に挑戦する。井岡には日本人初の4階級制覇、京口は2階級制覇が懸かる。

 WBOは1日、パナマで開催中の年次総会で、スーパーフライ級3位の井岡と1位ニエテスによる王座決定戦を承認。ニエテスが9月の同王座決定戦で引き分けたアストン・パリクテ(フィリピン)との即時再戦に難色を示し、井岡との決定戦を希望したためという。井岡が海外での試合を希望し大みそかのマカオ開催が実現した。

 総会に出席した日本人関係者によると、マカオ興行にはWBA世界ライトフライ級1位・京口の王者ブドラーへの挑戦も組み込まれた。ブドラーは5月に元統一世界同級王者・田口良一(ワタナベ)を破っており、京口にとってはジムの先輩の敵討ちとなる。

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2018年11月3日のニュース