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井上尚弥 WBSS視察から帰国 次戦の相手ロドリゲスは「映像で見るよりも感じるものがあった」

[ 2018年10月24日 17:31 ]

WBSS視察から帰国し、成田空港で取材に応じた井上尚弥
Photo By スポニチ

 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント準決勝進出を決めているWBA王者・井上尚弥(25=大橋)が24日、WBSS観戦のため訪れていた米フロリダ州オーランドから帰国し、成田空港で取材に応じた。

 20日(日本時間21日)に行われ試合ではIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が同3位のジェイソン・モロニー(オーストラリア)を判定で下し、井上と準決勝で対戦することが決定。大橋秀行会長とともにリングサイドで観戦した井上は「間近で試合を見てよかった。行ってよかったと思います」と視察の成果を強調した。

 試合直後には「自分が期待していたファイトには到達していなかった」とコメントしたが、その後、ロドリゲスが左拳を痛めていたことがは判明。それを踏まえた上で「切れを感じたし、前半の怖さとかも映像で見るよりも感じるものがあった」といい「プエルトリコ独特の左の使い方とか、アッパーの角度的に体験したことがないので楽しみです」と感想を語った。

 大橋会長は「技術を出せる空間が同じ」と2人の距離感が似ていることを指摘。「前回は歴史に残るKOだったけど、次は歴史に残る技術戦になるんじゃないか」と予想した。井上とロドリゲスの準決勝について「(開催地は)ほぼアメリカ。来春…3月ぐらいかな」と明かした。井上は「日本とは違う地で日本と同じパフォーマンスを出せるように、しっかり仕上げてリングに上がりたい」と万全の準備を進めるとをを誓っていた。

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2018年10月24日のニュース