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“九州のタイソン”別府はプロ初黒星、日本王座挑戦権を得られず

[ 2018年10月21日 17:31 ]

プロボクシング 日本ウエルター級王座挑戦者決定戦8回戦   ○同級2位・永野祐樹(29=帝拳) 8回判定3―0 同級1位・別府優樹(27=久留米櫛間)● ( 2018年10月21日    福岡県久留米市・地場産くるめ )

永野(左)と打ち合う別府
Photo By スポニチ

 永野が判定勝ち、13連勝で日本王座への挑戦権を獲得した。初回は相手のパンチ力やスピードを確認するように抑えていた。2回序盤、突っ込んできた相手にカウンターで左ストレートを入れ、ダウンを奪う。以降も得意の左ストレートを軸に左ボディーもまじえ、最後まで主導権を渡さなかった。ジャッジは1、2、5点差で全て永野を支持。本人は「うれしい。タイトルまで、あと一つのところまで来た」と喜んだ。これで戦績は15勝11KO2敗。

 “九州のタイソン”という異名を持つ別府は所属ジムの興行のメインでプロ初黒星を喫した。左構えとの対戦は今回がプロ3度目。苦手意識はなかったものの「距離があと半歩遠かった」と対策が不十分だったことを悔やんだ。戦績は18勝18KO1敗1分け。

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2018年10月21日のニュース