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井上尚弥 対戦相手は予想通りも「期待していたファイトには到達していなかった」

[ 2018年10月21日 14:29 ]

試合後、リング上でにらみ合う井上(左)とロドリゲス
Photo By 提供写真

 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント1回戦のIBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦は20日(日本時間21日)、米フロリダ州オーランドのCEFアリーナで行われ、王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)が同級3位のIBF3位ジェイソン・モロニー(オーストラリア)に2―1で判定勝ちした。

 そのロドリゲスと来春に予定される準決勝で対戦するWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25=大橋)はリングサイドで観戦。勝者は自身が予想した通りだったが、「自分が期待していたファイトには到達していなかった」と試合の感想を語った。同行した大橋会長は「(ロドリゲスの)前半の右のカウンター、カウンターの左は印象に残った」と警戒感を強め、「生で見るのと映像で見るのは印象が全然違う。来て良かった。高くついたけどね」と視察の成果を強調。井上も「会長が言う通り前半のカウンターの切れは鋭い。それも含めて対策はとれます」と自信を深めていた。

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2018年10月21日のニュース