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アルバレス 放送権で大型契約に合意 5年11試合で 410億円

[ 2018年10月17日 21:59 ]

DAZNとの契約に合意したサウル・アルバレス (AP)
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 プロボクシングのWBA(スーパー)、WBC世界ミドル級王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)が17日、試合の放送権においてストリーミング配信サービス「DAZN」との契約に合意した。契約の内容は5年11試合で、最低保証が総額3億6500万ドル(約410億円)だという。

 これまでアルバレスの試合はケーブルテレビ大手のHBOが放送していたが、今年限りでのボクシング中継撤退が決定。試合の放送権に関して“フリーエージェント”のアルバレスだったが、DAZNとの大型契約に合意した。

 プロスポーツ界において、これまで最高額の契約といえば、大リーグのスタントン(現ヤンキース)がマーリンズ時代に結んだ13年総額3億2500万ドル(約365億円)。今回の契約はその数字を上回ることになったが、アルバレスは自身が手にする金額よりも、ファンの出費を抑えることができるようになることが重要だと語っている。

 アルバレスの試合はこれまで80ドル(約9000円)程度の有料放送。しかし、DAZNは月額10ドル(約1100円)程度で視聴できるため、確かに今回の契約はボクシングファンにとっても朗報だ。ただ、3階級制覇を狙うロッキー・フィールディング(31=英国)とのWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチに関しては、HBOによる有料放送となる可能性もあるとのこと。そのフィールディング戦は12月15日(日本時間16日)に米国のニューヨーク州で行われる。

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2018年10月17日のニュース