×

高山、アマ登録ついに承認「凄く興奮」デビューは来春予定

[ 2018年10月17日 05:30 ]

握手を交わす高山(中)と日本ボクシング連盟・菊池副会長。(左は中出トレーナー)
Photo By スポニチ

 プロボクシングの元世界主要4団体ミニマム級王者の高山勝成(35=名古屋産大)と、アマチュアを統括する日本ボクシング連盟の菊池浩吉副会長が16日、都内で会見し、高山のアマ登録を承認することを発表した。国内で元プロのアマ転向が認められるのは初めて。ようやく東京五輪出場のスタートラインに立った高山は「凄く興奮しています。同時に、これからが本当の勝負という気持ち」と心境を語った。

 国際ボクシング協会(AIBA)は16年リオ五輪からプロ選手の出場を解禁したが、山根明前会長時代の日本連盟はプロ経験者の試合出場を認めてこなかった。デビューは来春の予定。プロとはラウンド数や試合間隔なども違うため、高山は減量なども考慮してフライ級を選択。すでに肉体改造にも着手している。

 最大の障害がクリアされる一方で、東京五輪の実施競技からボクシングが除外される可能性も浮上。高山は日本連盟と協力して署名活動などを行っていくという。「これまでも未来を約束された戦いはなかった。自分は信じて準備するだけ」と迷いはなかった。

続きを表示

2018年10月17日のニュース