ボクシング連盟、プロのジム会長の違反行為指摘も「処分は考えていない」
アマチュアを統括する日本ボクシング連盟の菊池浩吉副会長は16日、前夜に同連盟の公式ホームページに掲載した文書で指摘した日本プロボクシング協会(JPBA)所属のジム会長による違反行為について「処分などは考えていない」と明言した。
同連盟側が問題視したのは、SNSにアップロードされた同連盟登録の女子選手の練習風景。アマ選手がプロジムで練習すること自体は問題ないが、ジム名の入ったTシャツを着用しており、明らかに商業用の活動と判断。「文章にしたので固い印象になってしまったが、注意喚起の意味合い。現時点でのルールは守らなくてはいけないので」と説明した。
すでにJPBAの渡辺均会長や事務局と連絡を取ったことも明かし、今後もプロ、アマ共存共栄のため、協力関係を築いていく姿勢に変わりがないことを強調した。
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