伊藤雅雪 年末V1戦へ充実仕上げ「体と気持ちの準備はできた」
ボクシングのWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(27=伴流)が15日、静岡・清水合宿を打ち上げた。
今月中にも正式発表される初防衛戦に向けた“さび落とし”で午前中は約16キロの走り込み、午後は低酸素ルームなどを完備する施設で競輪選手と同じトレーニング法でフィジカル面を強化。「体と気持ちの準備はできた」と強調した。
WBSSのテレビ中継でゲスト解説を務め、WBAバンタム級王者・井上尚弥の“70秒KO劇”を目撃。「凄いと思ったけど、冷静になると悔しかった。いずれは自分にしかできないビッグチャレンジを」と刺激を受けた。初防衛戦は12月下旬に国内で行われる見込み。伊藤は来月10日ごろに渡米し、現地で実戦練習に入る。
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