×

【井上尚弥と一問一答】70秒KOに「今回試したかったラフファイト、もみ合いは未知数」

[ 2018年10月7日 22:25 ]

WBSSバンタム級トーナメント1回戦&WBA世界バンタム級タイトルマッチ   王者・井上尚弥―同級4位フアンカルロス・パヤノ ( 2018年10月7日    横浜アリーナ )

<WBA世界バンタム級>初回KO勝ちを決め拳を突き上げる井上尚弥 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 圧倒的な強さを見せつけた井上尚弥は、16年6月に死去した伝説のボクサー、ムハメド・アリ氏のボードの前で会見に臨んだ。

 ――最初は謙虚な発言が多かったが、試合直前になってKO宣言が出た

 「直前にプレッシャーかける意味合いもあったし、KOというのは口にはそんなに出さないが、頭の中には必ず入れている。直前に自分自身にプレッシャーをかけた」

 ――最後のワンツーは

 「最後というか最初のパンチだったけど。ジャブを内側から入れて、死角を作ってからの右ストレート。練習していたので。距離感もそうですけど、出会い頭というか、一撃がフィットした」

 ――準決勝の対戦相手はどちらと思うか

 「ロドリゲスが勝ち上がるのではないかと予想している」

 ――相手との距離は見切っていたのか

「パヤノのボディーが届く感じはあったが、距離感は完全ではないけど、若干は見切れていた感じだった」

 ――バンタムにアジャストしたか

 「2試合続けて倒しているということは、パンチ力とキレはバンタム級でもフィットしているということ。今回試したかったラフファイト、もみ合いは未知数。そういうのは練習の中で課題をクリアしていけば問題ない」

続きを表示

この記事のフォト

2018年10月7日のニュース