×

井上尚弥 WBSS日本開催に謝意「さらなる強い井上尚弥をアピールしたい」

[ 2018年10月5日 13:58 ]

<WBSS井上尚弥・パヤノ記者会見>抱負を語る井上尚弥(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)を兼ねたトリプル世界戦(10月7日、横浜アリーナ)の記者会見が5日、東京・九段のホテルグランドパレスで開かれた。WBSSを代表するプロモーター、カレ・ザウアーランド氏が出席し、「アジアで初めてのWBSSが、この東京で開催されるのは大変うれしい。トリプル世界戦という素晴らしい大会になった」とあいさつした。

 バンタム級トーナメント1回戦でフアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)と対戦するWBA同級王者・井上尚弥(25=大橋)は赤いTシャツとキャップで登場。WBSSの仕切りで行われた英語の会見では「パヤノはかなりのキャリアがあって強敵。自分の出来るボクシングを出し切って試合をモノにしたい」と抱負を述べ、「WBSSが日本で開催できることにお礼申し上げたい。あさって(7日)は全国の、全世界のボクシングファンに、さらなる強い井上尚弥をアピールしていきたい」と意気込んだ。日本語の会見では「コンディションは過去最高といっていい。自分自身に期待して、当日は楽しんでボクシングをしたい」と話した。

 一方、元WBAスーパー王者で同級4位のパヤノは白いワイシャツに黒のジャケット姿で「最高のコンディションをつくってきた。勝つために来日した」とコメント。井上について「防衛を重ねている大変素晴らしいチャンピオン」と表現し、「1ラウンドずつ、必ず優位に進めたい。自分にとって大変重要な挑戦。(優勝杯の)モハメド・アリ・トロフィーを勝ち取りたい」と語った。

続きを表示

2018年10月5日のニュース