元世界王者・名城氏の指導者アマ登録認める　内田会長が明言

　日本ボクシング連盟の内田貞信会長が４日、福井市内の国体会場で、元ＷＢＡ世界スーパーフライ級王者の名城信男氏（３６）の指導者としてのアマ登録について「（申請は届けば）認めます」と明言した。鶴木良夫副会長も「障害はない。ほんとに近いうちに」と補足した。名城氏は現役引退後、近大コーチに就任も山根明前会長の指示で試合会場出入り禁止処分を受けたため、アマ登録が宙に浮いていた。

　また、山根体制で不正判定疑惑があったことから、小坂則夫審判委員長が公正な判定を誓う一幕もあった。関係者によると、国体ボクシングで“審判宣誓”が行われたのは史上初めてという。