東京五輪ボクシング開催危機、ガバナンスに懸念 IOC再警告

[ 2018年10月5日 05:30 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は3日、ブエノスアイレスで理事会第1日の審議を行い、ガバナンス(組織統治)の問題を抱える国際ボクシング協会(AIBA)に対して2020年東京五輪の実施競技から除外する可能性を再警告する声明を採択した。「極めて重大な懸念」があると断じ、改善されなければIOC承認団体からの排除もあり得るとした。

 AIBAは今年1月に新会長代行に就任したラヒモフ氏が、米財務省から「ウズベキスタンの代表的な犯罪者の一人で、ヘロイン売買に関わる重要人物」と指摘されている。11月3日の総会(モスクワ)で会長選を控えるが、立候補者はラヒモフ氏のみ。反ラヒモフ派とされる有力理事に資格停止処分を下したばかりだ。

 この警告を受け、日本ボクシング連盟の内田貞信会長は「危機感が、いっぱいある。東京五輪でボクシングが正式競技になる可能性は、かなり低くなったと受け止めている」と危機感をあらわにした。IOCは、16年リオデジャネイロ五輪における不可解な判定で八百長や買収の疑惑も浮上したAIBAへの分配金を停止しており、五輪除外の判断を含めて11月末から12月初めに東京で開く理事会で再審議する。

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