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大橋会長「尚弥がやってきた練習は間違っていない」 パヤノ視察で手応え

[ 2018年10月2日 14:11 ]

パヤノ(手前)の練習を見つめる大橋会長(右)(撮影・吉田 剛)
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 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)シーズン2の開幕戦となるバンタム級トーナメント1回戦(10月7日、横浜アリーナ)で、WBA同級王者・井上尚弥(25=大橋)に挑戦する同級4位フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)が2日、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を公開した。

 井上陣営は大橋ジムの大橋秀行会長、井上の父・真吾トレーナー、松本好二トレーナーが練習を視察。グローブを付けずシャドーボクシングとパンチングボールを打っただけのパヤノについて、真吾トレーナーは「今のだけじゃ分からない。ミット打ちやサンドバッグも見たかった」と話しながらも、「基本はしっかりしているし、落ち着いている感じがした」と印象を口にした。

 大橋会長は「体幹が強そう。あのシャドーだけでもベテランというか、キャリアがあるところは分かる。調子はいいんじゃないですかね」と話したが、「映像で見たイメージ通り。(井上が)やってきた練習は間違っていないと思う」と手応えも得た様子。井上が3階級制覇を達成した5月は前王者マクドネル(英国)が計量をクリアできるか試合前からヒヤヒヤさせられただけに、「前回は体重が落ちるかというのがあったが、今回は大丈夫そう。いい試合が期待できる」と安どの表情ものぞかせた。

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