アリーナは失笑 大砂嵐 総合格闘技デビュー 判定で敗れる 戦意失い、逃げるようなそぶりで…

[ 2018年9月30日 19:50 ]

消極的な闘いにイエローカードを出された大砂嵐(撮影・島崎忠彦)
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 両者のガス欠ぶりにアリーナは失笑に包まれた。冬に無免許で交通事故を起こした大相撲の元幕内・大砂嵐(26=エジプト)が総合格闘技デビュー。野獣ボブ・サップ(45=米国)とRIZIN・MMA特別ルールで対戦して、判定―0―3で敗れるホロ苦スタートとなった。

 エジプトの王ファラオをイメージした衣装で登場した大砂嵐は立ち上がりから拳を振り回して一気に前進。早期決着を狙いサップをコーナーに追い詰めたが、仕留め切れずに逆襲を食らうと明らかに手足が止まってしまった。

 開始ゴングに見せた威勢の良さは消え去り、2Rは右すくい投げでサップを投げ飛ばしながら逆にサップに上に乗られて防戦一方。ただ、馬乗りになったサップもスタミナ切れで何もできなかったため、命拾いした。体力を消耗した両者は、最終3Rはほとんど攻めることができず終戦。戦意を失い、逃げるようなそぶりの大砂嵐には観客からは失笑が漏れた。

 無免許で交通事故を起こす不祥事で日本相撲協会から引退勧告を受け、3月に引退。6歳から空手、8歳からカンフーを始め、フリーファイトなど相撲以外の格闘技経験もあったが、新たな活躍の場を求めたリングの第一歩で大きくつまずいた。

 試合前の会見では「7〜8年も相撲をやってきたからクセを直すのに時間はかかった。すり足とか手の使い方とかね。でも、俺はよくやったよ」と自画自賛。対戦相手のサップについて「バカなイメージ」「声が大きいだけ」とビッグマウスで挑発したが、“世紀の大凡戦”で今後に不安を残した。

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