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木村「体調バッチリ」田中「自分が勝ちます」ともに計量一発パス 

[ 2018年9月23日 14:49 ]

計量を終え、向かい合う木村(左)と田中。王者・木村は余裕?の笑み
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 ボクシングのWBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦(24日、名古屋・武田テバーーシャンアリーナ)の前日計量が23日、名古屋市内のCBC放送センターで、日本国内では極めて異例のテレビ生中継の下で行われた。3度目の防衛を目指す王者・木村翔(青木)はリミットより200グラム軽い50・6キロでパス。ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に並ぶ世界最速12戦目での3階級制覇に挑む同級1位の田中恒成(畑中)は100グラムアンダーの50・7キロでクリアした。

 計量後の木村は「早く名古屋名物のひつまぶしを食べたい」と話したが、減量の影響か口が回らず「“ひさまぶし”が食べたい」と生放送で間違ってしまった。番組には木村がファンというタレント岡田結実が出演。会った感想を問われ、「閉店ガラガラ」と父・岡田圭右の持ちネタを口にしたが、若干滑り気味だった。それでも前日の2キロオーバーから体重を楽々と落とした方法を問われると「半身浴とか。すぐに落ちた」と答え、「体調はバッチリ」と自信をのぞかせた。

 一方の田中は「やることをやってきたので、明日は全力でチャンピオンにぶつかるだけ」と冷静なコメント。失敗が許されない生中継での計量だったが「大丈夫と思っていた。しっかりクリアできて良かった」と話し、「自分が勝ちます。3階級制覇します」と意気込みを口にした。

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2018年9月23日のニュース