×

村田VSゴロフキン“可能性ある”本田会長示唆 王座陥落でも評価下がらず

[ 2018年9月21日 05:30 ]

WBA世界ミドル級タイトルマッチ   王者・村田諒太≪12回戦≫同級2位ロブ・ブラント ( 2018年10月20日    米ラスベガス・パークシアター )

真剣な表情でサンドバッグ打ちを行う村田諒太
Photo By スポニチ

 帝拳ジムの本田明彦会長(71)が都内で取材に応じ、村田が元3団体統一世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)と対戦する可能性は残っていると明かした。村田戦に前向きだったゴロフキンは15日、サウル・“カネロ”・アルバレス(28=メキシコ)に0―2で判定負けして8年以上君臨した王座から陥落。それでも本田会長は「評価は下がっていない。王者でなくても戦う価値がある」と、ゴロフキンが挑戦する形での対戦実現は可能との見方を示した。

 敗戦にショックを受けているゴロフキンは引退やカネロとの第3戦に向かう可能性もあり、本田会長は「ゴロフキンの気持ち次第」と説明した。対戦実現がより困難なカネロとの対戦も目指していく方針を示し、アピールの機会となるブラント戦を「これまでで一番重要な試合。圧倒的に勝たないといけない」と位置づけた。村田は2度目の防衛戦まで1カ月となったこの日、ミット打ちなどで調整。「調子良く来ている。これが続いてくれれば」と好調をアピールした。

続きを表示

2018年9月21日のニュース