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元統一王者・田口良一が現役続行表明 一度は引退決意も…ブドラーに「リベンジしたい」

[ 2018年9月20日 12:56 ]

現役続行を発表し、ポーズを決める田口良一(撮影・木村 揚輔)
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 ボクシングの元WBA&IBF統一世界ライトフライ級王者・田口良一(31=ワタナベ)が20日、東京・五反田のワタナベジムで会見し、現役続行を表明した。再起戦の時期や対戦相手は未定だが、階級は上げず、5月に判定負けしたヘッキー・ブドラー(30=南アフリカ)との再戦を目指すという。

 ブドラー戦後1度は引退を決意し、親にも伝えたという田口だが、「納得できない試合というか不完全燃焼だった。これで終わっていいのかと思うようになった」と心境が変化、6月半ばに翻意し、少しずつ体を動かしていたという。「残りのボクサー人生は限られているけど、もっと強くなりたいし、本気でボクシングに向き合いたい。何よりリベンジしたい」と思いを語り、試合の時期については「出来れば年内に」と希望した。

 渡辺均会長は「まずはライトフライでの王座奪回、その後はフライ級に上がるかもしれない」とし、正式にブドラー陣営と交渉に入ることを明かした。

 田口は14年12月にWBA世界ライトフライ級王座を獲得。昨年12月にWBA7度目の防衛に成功するとともにIBF同級王座を獲得したが、5月にブドラーに敗れ、王座から陥落。去就が注目されていた。戦績は32戦27勝 (12KO)3敗2分。

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2018年9月20日のニュース