松本亮　再起戦へ意気込み　敗戦をプラスに「いいところは奪う」

再起戦に臨む松本亮（左）と佐川遼
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　ボクシングの元東洋太平洋スーパーフライ級王者で日本スーパーバンタム級７位の松本亮（２４＝大橋）が１１日、後楽園ホールで半年ぶりの再起戦に臨む。フェザー級８回戦で日本同級８位の佐川遼（２４＝三迫）と対戦する。１０日は東京都文京区の日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）で前日計量が行われ、両者ともにリミットの５７・１キロでパスした。

　松本は今年２月、後楽園ホールでＷＢＡ世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマン（米国）相手に世界初挑戦。大差の０―３判定負けを喫し、世界ランキングも失った。日本王座からやり直すため再起を決意し、「（敗戦を）プラスにとらえないといけない。（ローマンから）いろんなボクシングがあると教えられた。いいところは奪っていこう」と考えたという。４勝（２ＫＯ）１敗ながら３連勝と勢いのある佐川戦について「一方的に勝てればいいかな」と抱負を口にした。