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アミール・カーン 2度のダウン奪い大差の判定勝利 パッキャオとの対戦希望

[ 2018年9月9日 19:49 ]

勝利後に笑顔を見せるアミール・カーン(AP)
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 プロボクシングのスーパーウエルター級12回戦が8日に英国のバーミンガムで行われ、元スーパーライト級王者のアミール・カーン(31=英国)がサミュエル・バルガス(29=コロンビア)を3―0(119―108、119―109、118―110)の判定で下した。戦績は37戦33勝(20KO)4敗。一方、敗れたバルガスは35戦29勝(14KO)4敗2分。

 カーンは序盤にバルガスから2度のダウンを奪い、大差の判定勝利。試合後には「ノックアウトすることもできたが、フルラウンドを戦いたかった」と話した。2016年5月にサウル・アルバレスと対戦してKO負け。今年4月にフィル・ロ・グレコを初回KOで下し、約2年ぶりの復帰戦を飾ったが、試合勘を取り戻すためにも無理して倒しにいかなかったことは正解だったかもしれない。

 今後のプランとして、カーンはWBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(39=フィリピン)との対戦を希望しているとのこと。パッキャオ戦が実現しなければ、元ウエルター級王者のケル・ブルック(32=英国)と対戦する考えだという。

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2018年9月9日のニュース