ショーン・ポーター　ウエルター級王座返り咲き　ガルシアとの元王者対決制する

ガルシアにパンチを打ち込むポーター（ＡＰ）
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?　プロボクシングのＷＢＣ世界ウエルター級王座決定戦は８日に米国のニューヨーク州で行われ、同級２位のショーン・ポーター（３０＝米国）が同級１位のダニー・ガルシア（３０＝米国）を３―０（１１６―１１２、１１５―１１３、１１５―１１３）の判定で下し、新王者に就いた。

　ウエルター級の元王者対決はジャッジ泣かせのクロスゲーム。ファンにとっては手に汗握るエキサイティングな展開となったが、接戦を制したのはポーターだった。王座に返り咲いたポーターは「自分のプランは相手との距離を取って正確にパンチを打ち込むことだった。ガルシアと打ち合わなくても勝てることを証明できた」と歓喜した。戦績は３２戦２９勝（１７ＫＯ）２敗１分。一方、敗れたガルシアは「ポーターのパンチはしっかり防御して、もらっていない。自分の方が正確にパンチを当てていた」と判定に不満を漏らしていた。戦績は３６戦３４勝（２０ＫＯ）２敗。