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井岡 再起へ決意のタトゥー「SUPERFLY3」で花咲かす

[ 2018年9月7日 05:30 ]

SUPERFLY3   WBA2位・井岡一翔≪10回戦≫WBC3位マクウィリアムズ・アローヨ(プエルトリコ) ( 2018年9月8日    米ロサンゼルス ザ・フォーラム )

左腕にタトゥーを入れて公開練習に現れた井岡一翔
Photo By スポニチ

 “ニュー井岡”がベールを脱いだ。8日(日本時間9日)開催の「SUPERFLY3」で現役復帰する元3階級制覇王者の井岡一翔(29=SANKYO)が5日、会場近くのジムで練習を公開。昨年末に引退し約1年半ぶりの復帰戦へ向け、異彩を放ったのは渡米前にはなかった左腕のタトゥーだ。

 入れた理由には「決意です」と一言。米国の著名な思想家、エマーソンの詞の一節と思われる文章だった。「Thought is the blossom」(思いは、花である)。前向きに進む気持ちを体に刻んだ。

 相手は、世界戦経験もあるマクウィリアムズ・アローヨ(32=プエルトリコ)。「自分の強さを証明する上で、凄くいい相手」と改めて歓迎した。かつて師事したトレーナーのイスマエル・サラス氏とのコンビも米国で再結成。元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志氏を支えた佐々木修平トレーナーも2月から井岡を指導しており、陣営は強力だ。派手さに欠けると言われた近年のスタイルが、一変するかもしれない。

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