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岡田博喜 米デビュー戦に向け試合で使用するグローブで初練習「自分にとってはプラス材料」と好感触

[ 2018年9月5日 21:57 ]

エバーラスト社のグローブを使ってミット打ちを行う岡田博喜
Photo By スポニチ

 ボクシングの米興行大手トップランク社と3年契約を結んだWBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王者の岡田博喜(28=角海老宝石)は7日に羽田空港から渡米する。5日は試合で使用するエバーラスト社製のグローブを初めて使って練習し「小さいし、握り易い。自分にとってはプラス材料」と手応えを口にした。

 トップランク社との契約では今後は米国を主戦場とし、年間3試合を行う予定。14日(日本時間15日)の米デビュー戦は、カリフォルニア州フレズノでクリスチャン・ラファエル・コリア(35=アルゼンチン)と対戦予定だが、メインのWBC世界スーパーライト級タイトルマッチで挑戦者のアントニオ・オロスコ(30=メキシコ)が体重超過などの場合には、王者ホセ・カルロス・ラミレス(26=米国)に挑戦する可能性もあるという。

 岡田は「足元をすくわれるのは嫌なので先のことは考えず、コリアに勝つことに集中したい」とキッパリ。エバーラスト社製のグローブは鈴木眞吾会長が岡田のために取り寄せたもので、この日が初テスト。皮の固く、他社製よりも小ぶりな印象で、岡田は使い易さを強調。ただ、パンチを受けたときのダメージも大きいため「不要なパンチをもらわないようにしないと」と警戒した。

 ここ数日は集中して睡眠が取れるようにと、夜間は妻子と離れて実家で寝るようにしている。「思っていた以上に家では眠れてなかったのかな。すごく体調が良くなった」と実感。一方で食事面は栄養士の資格を持つ妻に全て任せており、「減量がちょっと心配。サウナとか風呂がないかもしれないし」と不安材料を挙げた。岡田は出発当日の午前中まで練習を行う予定だ。

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2018年9月5日のニュース