×

村田諒太 V2戦は指名試合でブラントと激突「KOで勝ちたい」 10・20米ラスベガス

[ 2018年8月30日 13:00 ]

V2戦を発表する村田諒太
Photo By スポニチ

 ボクシングの帝拳ジムは30日、東京・九段のホテルグランドパレスで会見し、WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が10月20日(日本時間21日)に米ラスベガスのパークシアターで同級2位の指名挑戦者ロブ・ブラント(27=米国)と対戦すると発表した。村田にとって2度目の防衛戦となる。

 ブラントは24戦23勝16KO1敗の右ボクサーファイター。2012年にプロデビューし、WBC米大陸ミドル級王座、WBA北米ミドル級王座を獲得。昨年はワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)スーパーミドル級トーナメントに参戦し、初戦で元WBA、WBOライトヘビー級王者のユルゲン・ブレーマー(ドイツ)に判定で敗れ、プロ初黒星を喫した。

 試合はインターネット動画配信サービス「DAZN」で生中継される。村田は「DAZNさんにとっても私にとってもチャレンジングな試合になると思う、必ずいい試合をしてKOで勝ちたい。面白い試合を提供できれば」と抱負を語った。

 村田は以前からゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)―サウル・“カネロ”アルバレス(メキシコ)の勝者との対戦を熱望。帝拳ジムの浜田剛史代表は「勝つだけでなく内容も求められる。大きな試合の前に村田の強さをアメリカのファンの前で見せなくてはいけない」と話した。

 WBAは今月13日にブラントのプロモーターが村田の次戦の興行権を落札したと一方的に発表。これに対し、帝拳ジムの本田明彦会長は指名試合を拒否する意向を示し、王座剥奪の可能性もあった。

続きを表示

この記事のフォト

2018年8月30日のニュース