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リナレス 4階級制覇へ9・29再起戦「よりハングリーに戻ってきた」

[ 2018年8月30日 07:44 ]

再起戦が決まったホルヘ・リナレス(撮影・田中哲也通信員)
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 ボクシングの元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(33=ベネズエラ、帝拳)が9月29日、米カリフォルニア州インディオでアブネル・コット(31=プエルトリコ)を相手に4カ月半ぶりの再起戦に臨むことが決まった。リナレスが契約する米ゴールデンボーイ・プロモーションズが29日、発表した。前WBA世界ライト級王者で現同級1位のリナレスだが、試合は1階級上のスーパーライト級で予定されている。

 44勝(27KO)4敗のリナレスは5月12日に米ニューヨークのマジソンスクエアガーデンで、パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)1、2位に評価されるワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)と4度目の防衛戦で対戦。“ハイテク”の異名を取る相手から6回にキャリア初のダウンを奪ったものの10回TKO負けで王座から陥落し、ロマチェンコに世界最速となるプロ12戦目での3階級制覇を許した。

 敗れながらも評価を高めたリナレスは「自分がPFPの1人であることを証明するため、よりハングリーに戻ってきた」とコメント。4階級制覇へ向け「9月29日は覚悟を決めたホルヘ・リナレスをお見せできると思う」と決意表明した。23勝(12KO)3敗のコットは元4階級制覇王者ミゲル・コット(プエルトリコ)の親戚で、過去にオマール・フィゲロア(米国)、フランシスコ・バルガス(メキシコ)、ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)に敗れている。

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2018年8月30日のニュース