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成松大介 周囲のゴタゴタを拳で一掃 アジア大会2回戦に快勝 

[ 2018年8月27日 18:11 ]

アジア大会・ボクシング ( 2018年8月27日    インドネシア・ジャカルタ )

<アジア大会ボクシング>ライトウエルター級2回戦、パンチをヒットさせる成松大介(左)=撮影・小海途 良幹
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 日本ボクシング連盟から日本スポーツ振興センター(JSC)の助成金の不正流用を指示された成松大介(28=自衛隊)が問題発覚後初めての公式試合となるライトウエルター級2回戦に登場。インドネシア選手に5―0で快勝した。

 思わぬ形で注目を集めた成松だが、周囲のゴタゴタを拳で一掃した。「僕の目標である金メダル獲得に向けて練習するだけだったんで、周りがどうこう言おうが関係ない」

 会場は完全アウェイ。ジャッジが応援に流されないかだけが不安だったというが「(対戦相手の)前の試合を観ることができた。それで映像確認して、僕の方がすべての方が上だなと感じた」と余裕を持って試合を優位に進めた。

 13日の日本選手団結団式では質問にも終始無言で会場を後にした成松だったが、試合後には「これで結果出してボクシング界に良い知らせを届けることができたら良い」と意気込んでいた。

 辞任した山根明前会長については「そのことについてはいまのぼくからは何も言えないし、言う立場にない」と話すにとどめた。この日は渦中の山根前会長は会場に姿を見せなかった。

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2018年8月27日のニュース